柔術テクニック検定とは?4段階の受験資格と帯の関係をやさしく解説

「柔術を続けているけれど、自分がどれくらい上達しているのか分からない」

「帯はどうやったら上がるの?」

「テクニック検定って、受けた方がいいの?」

トライフォース高知でも、会員さんからよくいただく質問です。

ブラジリアン柔術は、始めたばかりの頃ほど、自分の成長が分かりにくい競技です。
スパーリングで勝てた、負けたという結果だけでは、本当に技術が身についているか判断しにくいこともあります。

そこで目安になるのが、トライフォース柔術アカデミーのテクニック検定です。

テクニック検定は、トライフォースの公式カリキュラムをもとに、決められた技術をパートナーと実演し、審査員が評価する制度です。
単なる腕試しではなく、帯や段位の認定にも関わる大切な仕組みです。

この記事では、テクニック検定の種類、受験資格、料金、当日の流れ、帯や段位との関係まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

テクニック検定とは?

テクニック検定は、トライフォース柔術アカデミーが体系化したカリキュラムの中から、課題となるテクニックを実演する検定です。

受験者はパートナーと組み、審査員の前で指定された技を行います。

審査では、技の手順だけでなく、フォームやスムーズさも見られます。

「なんとなく技を知っている」だけではなく、
正しい順番で動けているか。
相手に伝わる形で実演できているか。
基本のフォームが崩れていないか。

そういった部分を確認する制度です。

トライフォースの帯認定では、「経験」「技術」「実力」の3つを総合的に評価します。
このうち「技術」は、普段のクラスでの習得状況に加えて、テクニック検定の取得も評価対象になります。

つまりテクニック検定は、ただのイベントではありません。
柔術の上達を確認し、今後の目標を作るための公式な評価制度です。

テクニック検定は4段階あります

トライフォースのテクニック検定は、次の4段階に分かれています。

検定名受験資格出題内容
ベーシック検定2級トライフォース会員ベーシックカリキュラム25種類の課題テクニック
ベーシック検定1級青帯以上のトライフォース会員ベーシックカリキュラム5レッスン
アドバンスト検定紫帯以上、かつベーシック検定1級取得者アドバンストカリキュラム5レッスン
マスター検定茶帯以上、かつアドバンスト検定取得者マスターカリキュラム5レッスン

ベーシック検定2級は、トライフォース会員であれば受験できます。
帯の色は問いません。

ベーシック検定1級は、青帯以上の会員が対象です。
2級に合格していなくても、青帯以上であれば1級を受験できます。

アドバンスト検定は、紫帯以上で、ベーシック検定1級に合格していることが条件です。

マスター検定は、茶帯以上で、アドバンスト検定に合格していることが条件です。

ベーシック検定2級

ベーシック検定2級は、テクニック検定の最初のステップです。

出題内容は、ベーシックカリキュラムの中から25種類の課題テクニックです。

白帯の方でも受験できるため、
「柔術の基本をどれくらい理解できているか」
「自分の技術を一度整理したい」
という方におすすめです。

白帯のうちは、覚えることが多くて頭の中が柔術の引き出しだらけになります。
検定に向けて練習すると、その引き出しにラベルが貼られていくように、技の整理がしやすくなります。

ベーシック検定1級

ベーシック検定1級は、青帯以上の会員が受験できます。

2級の合格は必須ではありません。

出題内容は、ベーシックカリキュラムの中から5レッスンです。
課題となるレッスンは、受験日の約1週間前にメールで通知されます。

ベーシック検定1級は、青帯以降の技術確認として、とても大切な検定です。

白帯時代に学んできたベーシックカリキュラムを、もう一度きちんと整理する機会になります。

アドバンスト検定・マスター検定

アドバンスト検定とマスター検定は、より上位の検定です。

アドバンスト検定は、紫帯以上で、ベーシック検定1級を取得している方が対象です。

マスター検定は、茶帯以上で、アドバンスト検定を取得している方が対象です。

どちらも課題は5レッスンで、受験日の約1週間前にメールで通知されます。

トライフォース高知で受験を希望する方は、まず所属支部のインストラクターへご相談ください。
高知で実施できる検定、ビデオ検定、本部直営校でのライブ検定など、受験方法を確認してから準備を進めます。

ライブ検定とビデオ検定

テクニック検定には、主に2つの受験方法があります。

ひとつは、アカデミーで直接実演するライブ検定です。

もうひとつは、実演動画を撮影して提出するビデオ検定です。

所属スクールでライブ検定を受けられる場合は、まず所属スクールでの受験を確認します。
所属スクールで実施していない種類の検定や、スケジュールが合わない場合は、ビデオ検定や本部直営校でのライブ検定を検討できます。

仕事や家庭の都合で予定が合わせにくい方にとって、ビデオ検定という選択肢があるのは大きなメリットです。

トライフォース高知での検定について

トライフォース高知でも、テクニック検定を受け付けています。

現在、トライフォース高知の検定ページでは、ベーシック検定2級と1級のライブ検定について案内しています。
受験会場は北川添支部で、月曜・木曜18:00、土日13:00を基本に、約30分〜60分で実施しています。その他の希望日時についても相談できます。

実施できる検定の種類や日時は、状況により変わる場合があります。
ベーシック検定1級以上を受験したい方も、まずはインストラクターへご相談ください。

検定当日までの流れ

STEP1:インストラクターに相談する

まずは、所属支部のインストラクターに受験したいことを伝えてください。

「今の自分が受けても大丈夫か」
「どの検定から受けるべきか」
「パートナーをどうするか」
「課題をどう練習するか」

こうした部分を確認してから準備を始めると安心です。

STEP2:申し込みをする

受験の承認を受けたら、申し込みフォームから必要事項を送信します。

所属支部、氏名、受験する検定の種類などを入力します。

本部のテクニック検定では、事前に所属スクールのヘッドインストラクターから受験承認を得ることが必要です。

STEP3:パートナーと練習する

ライブ検定では、実演のためのパートナーが必要です。

パートナーとは異なる色の道衣を着用します。
たとえば、自分が白い道衣なら、パートナーは青や黒の道衣にする、といった形です。

検定では、審査員がテクニック名を読み上げたあとに実演します。
実演中にパートナーと会話をしても大丈夫です。

スタートポジションや、相手にどう動いてほしいかを確認しながら実演できます。

STEP4:当日実演する

1つのテクニックにつき、1〜3回ほど角度を変えて実演します。

審査では、テクニックの手順、フォーム、動きの正確さを見ます。

緊張するかもしれませんが、試合のように相手と勝負するわけではありません。
自分が学んできた技術を、落ち着いて見せる場です。

STEP5:合否通知を受け取る

採点は、1つのテクニックごとに行います。

良:4点
可:3点
不可:2点

100点満点中75点以上で合格です。
合否は、受験から1週間以内にメールで通知します(ライブ検定では当日通知)

合格者には証書をお渡しします。
希望者は、合格記章、いわゆるワッペンを購入することもできます。

料金と基本情報

項目内容
検定料金6,600円 税込
合格基準100点満点中75点以上
合否通知受験から1週間以内にメールで連絡
検定形式ライブ検定、またはビデオ検定
ライブ検定の持ち物柔術衣、帯、飲み物、必要に応じて撮影機材
パートナー実演パートナーが必要

※当日キャンセルの場合、受験料の返金はできません。
※遅刻した場合は受験できず、その場合も受験料の返金はできません。
※日程や実施内容は変更になる場合があります。受験前に必ず最新情報をご確認ください。

テクニック検定と帯の関係

トライフォースの帯認定では、次の3つを総合的に評価します。

経験
技術
実力

経験は、練習回数と修了期間です。

技術は、クラスでのテクニックの履修・習得状況と、テクニック検定の取得です。

実力は、競技ルールの中で力を発揮できるかどうかです。
大会に出場しているかどうかだけでなく、年齢や体重も考慮して相対的に評価します。

そして、この3つはお互いに補い合います。

競技会の成績は、技術要件を補う材料になります。
テクニック検定の合格は、実力要件を補う材料になります。
規定を大きく超える練習経験は、他の要件を補う材料になります。

つまり、テクニック検定に合格したから自動的に帯が上がるわけではありません。

ただし、帯認定の評価に関わる大切な材料になります。

帯の昇格に必要な経験の目安

帯の昇格には、技術や実力だけでなく、練習回数と修了期間も必要です。

現在の帯次の帯必要な練習回数修了期間の目安
白帯青帯100回以上なし
青帯紫帯240回以上2年以上
紫帯茶帯200回以上1年6ヶ月以上
茶帯黒帯200回以上1年以上

上記は、経験面の目安です。

実際の昇格では、経験、技術、実力を総合的に見ます。
帯の色を急ぐよりも、練習を重ねながら、一つひとつの技術を丁寧に身につけることが大切です。

テクニック検定を受けるメリット

1. 自分の上達を客観的に確認できる

柔術は、上達が見えにくい競技です。

スパーリングで勝てた日もあれば、何もできずに終わる日もあります。

テクニック検定では、決められた技術を実演し、採点を受けます。
自分が何を理解できていて、どこがまだ曖昧なのかが分かりやすくなります。

2. 帯や段位の評価につながる

テクニック検定は、帯認定の「技術」要件に関わります。

また、黒帯取得後の段位認定では、テクニック検定の取得が要件に含まれます。

検定は、日々の練習を形にするためのひとつの目標になります。

3. 公式カリキュラムを体系的に学べる

トライフォースには、ベーシック、アドバンスト、マスターという公式カリキュラムがあります。

テクニック検定は、そのカリキュラムをもとに行います。

検定に向けて練習すると、普段なんとなく覚えていた技も、順番やポイントを確認しながら整理できます。

我流になりやすい部分を見直すきっかけにもなります。

初心者がつまずきやすいポイント

パートナーの手配

ライブ検定では、実演パートナーが必要です。

早めに道場の仲間に声をかけておくと安心です。

パートナーとは異なる色の道衣が必要なので、道衣の色も事前に確認しておきましょう。

丸暗記だけに頼ってしまう

検定では、手順だけでなくフォームも見ます。

順番を覚えるだけではなく、なぜその形になるのか、どこをコントロールしているのかを理解することが大切です。

普段のクラスから、技の意味を意識して練習しましょう。

1級は2級合格が必須だと思ってしまう

ベーシック検定1級は、青帯以上であれば受験できます。

2級の合格は必須ではありません。

ただし、基礎を整理する意味では、まず2級に挑戦するのもおすすめです。

上位検定の受験方法を知らない

アドバンスト検定やマスター検定は、受験資格が細かく決まっています。

また、所属スクールで実施していない検定は、本部直営校でのライブ検定やビデオ検定を利用する場合があります。

上位検定に挑戦したい方は、早めにインストラクターへご相談ください。

無料体験レッスンについて

「テクニック検定に興味はあるけれど、まずは柔術そのものを試してみたい」

そんな方は、無料体験レッスンから始めてみてください。

動きやすい服装と飲み物があれば参加できます。
道衣のレンタルを希望する方は、事前にご相談ください。

体験では、基本の動きやクラスの雰囲気を確認できます。
格闘技が初めての方でも大丈夫です。

まずは道場の雰囲気やインストラクターの指導スタイルを感じてから、入会や検定への挑戦を考えてみてください。

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まとめ

テクニック検定は、柔術の上達を客観的に確認できる仕組みです。

トライフォースの公式カリキュラムをもとに、決められた課題テクニックを実演し、技の手順やフォームを評価します。

検定は、ベーシック検定2級、ベーシック検定1級、アドバンスト検定、マスター検定の4段階です。

2級はトライフォース会員であれば受験できます。
1級は青帯以上、アドバンスト検定は紫帯以上かつベーシック検定1級取得者、マスター検定は茶帯以上かつアドバンスト検定取得者が対象です。

テクニック検定に合格したから自動的に帯が上がるわけではありません。

それでも、帯認定の「技術」要件に関わる大切な評価材料になります。
さらに、黒帯取得後の段位認定にも関係します。

「なんとなく練習を続けている」状態から、次の目標を作りたい方。
自分の技術を一度整理したい方。
帯や段位の仕組みを理解しながら、長く柔術を続けたい方。

そんな方は、ぜひテクニック検定への挑戦を考えてみてください。

柔術がまだ未経験という方は、まず無料体験からどうぞ。
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